コルテレンツィオはアルト・アディジェの中では最も新しいワイナリーのひとつで、
1960年に28のぶどう栽培農家により設立された生産者組合です。
現在では300以上の農家によって構成され、所有する畑は300haに及びます。
アルト・アディジェの南部には氷河期の名残を残した丘陵地帯があり、コルテレンツィオはこのエリアに畑を所有しています。
標高230~650mのオルトラディジェとバッサ・アテジーナに位置する畑では、
各品種の特性を最大に発揮できるよう各々最適な土壌、畑で栽培されています。
アルプス山脈に守られ、年間1800時間も日差しが降り注ぎ、
ガルダ湖からの風、ブドウの熟成時期の昼間の暑さと夜の涼しさが最高品質のワインを造り出します。
1980年代、このエリアでは主に低品質の赤ワインが造られていました。
当時コルテレンツィオの社長であり、醸造家であるルイス・ライファ―氏はこの土地に大いなる可能性を見出していました。
恵まれた土壌、適度な広さのブドウ畑、そして地元のブドウ栽培者の専門知識を生かし、彼はより品質の高いワイン造りを行っていきました。
太陽の光が降り注ぐ丘の中腹にある最高の畑を「ラフォア」と名付け、収穫量は少ないが高品質のブドウを使用するという並外れた品質基準を導入し、
新しい次元のワイン、「ラフォア」シリーズが生まれました。このワインはイタリアの最高峰ワインのひとつとして世界中に広まりました。
コルテレンツィオはアルドアディジェのワインの品質の高さを世界中に広めたパイオニアなのです。
2009年に醸造所の改装が行われ、再生可能エネルギーを取り入れました。
現在、ワイナリーの太陽光発電所によって、醸造所が必要とするエネルギー量の55%をカバーしています。
さらに、ソーラーパネルと熱回収システムにより、瓶詰めラインとタンクの清掃、
オフィスの暖房に必要な温水量の70%を満たすことができます。
再生可能エネルギー源に対する取り組みによって、畑だけではなく、ワイナリー運営においても持続可能性を目指しています。
COLTERENZIO
自然の恵みを大いに受け、300の農家によって造り上げられた
アルト・アディジェ州最高峰のワインを
―この機会に是非お楽しみ下さい―